Jun 20, 2008

グリーンピースジャパンのひとがパクられた

ポスト @ 21:12:53 | サヨサヨ

まず大前提で前置きしておきますが、グリーンピースジャパンの反原発への取り組みには敬意を表していますが、私はどちらかと言えば捕鯨賛成派、かつ明確に反反捕鯨派です。
その上でなんですが。

結論から言えば、これはやっぱり微妙ですよね…

これが日本じゃなかったら全然アリです。(彼ら/彼女らの信念からすれば)組織的犯罪(ここでいう“犯罪”は、法規に触れるとかそういうのとは別の位相の話です)が行われているのだから、人を物理的に傷つけない範囲でそれを暴くあらゆる行為は正当化される、というのは、一般論かつ理念論としては私も大賛成ですが、さらにそれが市民社会で許容される余地が、「先発国」にも「後発国」にも、理由はそれぞれあれど存在しています。
でもここは日本なんですよね。「三バカ騒動」なんていうよくわからん騒動があった場所なんですよね。地球上でもかなりの「特殊地域」なんですよね。
そういう場でこのような行動は、賛同どころか理解すらおぼつかないんじゃないか、と肌では感じるのです。
そしてそれを、ましてや革命派(笑)じゃない、資本主義も否定しないような、環境派がやっちゃってどうするの? っていうのは正直、感じざるを得ないのです。

でも。

どうなんだろ、正直、この地域での「反捕鯨」って、それこそアカやクロ以上に少数派じゃないですか。
つまり、もはや現行システム下での形式的民主主義に訴えても意味がない、というのも1つの考え方ではあるかもしれません
ある種の戦術的マヌーヴァーは、それで多数派を獲得できる可能性があるからこそ行う意味があるのであって(そして日本のこれまでの左翼(日本共産党のようなうんこ未満は除く)は原理主義的にこれをあまりに軽視し過ぎてきましたが)、もはやどうあがいてもマイノリティだったら、まぁそういうエキセントリック、民意獲得は当面いいから過激にやって極々少数を極少数にできればいいや、的な話も、戦術としては「アリ」かもしれません。

ただ、私個人は、そういう選択肢は、どんな課題に対しても“まだ”採りたくはない。
もう少し頑張れる方向性というのは、あるんじゃないかなぁ。
そんなことを思ったのでした。全然まとまってませんが。

#ちなみに「日本=「特殊地域」」というのは、別にネガティヴだけには言ってませんよ。たとえば歴史的に、トランスジェンダーに対する許容度(理解度じゃないです)は少なくとも明治より前まではやっぱり特異に高かったようにも思いますし。

##そういえば、「確信犯」っていう日本語はあまりに誤用され過ぎてますが、今回のこれはまさに語義どおりの“確信犯”そのものでしたね。

1 Trackback

グリーンピース・ジャパンの諸君

 平凡社『世界大百科事典』より。これくらいは常識だよ。ひょっとして知らないでアメ

From : 翻訳blog @ 2008-06-21 09:04:28

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4 Comments

Re: グリーンピースジャパンのひとがパクられた

これまた相当に頭の悪いトラバが…笑

From : いずみ@所沢のパーマ屋さん @ 2008-06-21 09:51:23 編集

Re: グリーンピースジャパンのひとがパクられた

GPって、仕事(爆)でのかかわりもあってよ〜く知っているのですが(敵として)、尊敬に値しない傲慢かつ、議論不能な存在だと思っています。その上で。

非合法活動は当然、アリと小生も思うのですが、ここは確信犯じゃあなく、「これは合法だろ、お前ら認めろ」という態度なのが非常にまずいと思う。小生はただの窃盗だと思いますし、行為は全然擁護できません。

しかし、逮捕報道の中で「公安」というのが出ていますね。胡散臭いですね。

From : TAMO2 @ 2008-06-24 09:10:48 編集

Re: グリーンピースジャパンのひとがパクられた

グリーンピースジャパンが「議論不能」「おまえら認めろ」なのかどうかについては態度を留保しますが、欧米の左派にはしばしばそういう人がいるような印象はありますね。まぁとにかくここは日本なんで、というのがエントリの主旨です。

From : いずみ @ 2008-06-24 18:18:44 編集

Re: グリーンピースジャパンのひとがパクられた

私は捕鯨は(推進・廃止)どちらでもいい派、かつ明確に反反反捕鯨派です。より正確にはアンチ捕鯨ナショナリズムです。その上で。。
逮捕自体は当然だと思います。私はGPとは直接の接触がないので、本やHPで見たイメージで判断すれば、頑なな反捕鯨派ではなく、なかなか理知的に感じました。それだけに例の件は理解し難いです。どう贔屓目に見ても窃盗ですし、調査捕鯨は国内最大の「聖域」ですから、あの程度の物品を持参しても、検察が動くはずはないのは、わかりきっていたと思うのですが。。肉を切らせて骨を断つ覚悟があったようにも思えませんし。よくわかりません。策士策に溺れたのか、逮捕された二人が功を焦ったのか。喜んだのは反反捕鯨派の人たちだけでしょう。「にっくきGP」が墓穴を掘って、官憲の手に落ちたのですから。
 しかし、ここ一年以内に、反捕鯨運動に関しての動きが急になっていますが、何となく胡散臭さを感じます。GPもシーシェパードも、もっと前からああいう活動をやってたでしょうに、今になって大きく騒ぐ。日本でも捕鯨が忘れられつつあり、調査捕鯨も肉が余り、財政的に苦しくなっている。ここでナショナリズムを煽ることで、何とか立ち直ろうとしているのではないか。そんな風に勘ぐってしまいます。
 まあ例えそうであっても、やはりGPJの鯨肉持ち出しやシーシェパードの危険な行いは、かばいようはないですけどね。

From : 花逗牡 @ 2008-08-19 17:52:04 編集

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